人生にはさまざまな試練がありますが、その中でも特に重要な局面が試験や入試です。夢の大学や理想の職場への合格は、多くの人にとって人生の転機となる瞬間です。そんな大切な瞬間に、合格祈願の力を借りて成功への道を切り拓く人々が増えています。
合格祈願は、古くからさまざまな宗教や文化において、願いを叶えるための手段として広く知られてきました。それぞれの信仰において異なる方法があるかもしれませんが、共通していえるのは、心を込めた祈りが願望達成への力強いサポートとなるということです。
祈りの力、合格への近道
合格祈願が人々に広く支持される理由は、その効果的な力にあります。合格祈願は、ただ単に試験の結果を左右するだけではなく、心の持ち方や自信を取り戻す手助けとなることが多いのです。祈りを通じて、自分自身に対するポジティブな意識が高まり、合格への近道が開けるのです。
また、合格祈願は一人だけで行うものではありません。家族や友人、仲間たちと共に願いを込めることで、より強力なパワーを発揮することができます。絆を深め、支え合うことで、合格へのエネルギーが増幅されるのです。
合格祈願の方法、成功へのカギ
合格祈願の方法は、宗教や信仰によって様々なものがありますが、共通して大切なのは心の純粋さと誠実さです。祈りを捧げる際は、心に秘めた願いを明確にし、真摯な気持ちを込めることが大切です。
具体的な合格祈願の方法としては、以下のようなものが挙げられます。
神社や寺院での祈願
神社や寺院に足を運び、神聖な場所で祈りを捧げる方法です。神社や寺院には、古くから願いを叶える神々が祀られており、そのパワーを借りて祈願することができます。
お守りやお札の使用
神社や寺院で授与されるお守りやお札を持ち歩くことで、合格への護符として身につける方法です。お守りやお札には、特定の神の力が込められていることがあります。
またオーダーメイドで合格祈願の護符などを作成することも可能です。
参考:かなえやの護符に効果があるのは本当か?口コミ・評判をあらゆる角度から検証!
瞑想や瞑想音楽の聴取
心を静めるために瞑想を行ったり、瞑想音楽を聴いたりすることで、祈りの集中力を高める方法です。
家庭での祈り
自宅や家族と共に心を合わせて祈る方法です。家庭での祈りは、特別な場所や時間を用意する必要がなく、日常生活の中で行いやすい点が魅力です。
仲間との合同祈願
友人や同僚など、仲間と共に合同で祈りを捧げる方法です。結束力が強まり、お互いの願いをサポートし合うことができます。
合格祈願の成功ストーリー、感動の体験談
合格祈願が実際に効果を発揮した成功ストーリーは数多くあります。合格祈願を行った人々の中には、苦しい試験を乗り越え、夢の大学や理想の職に合格したという感動的な体験談も少なくありません。
彼らの共通点は、自分自身への信じる心と、家族や友人との絆を大切にする姿勢です。自分の願いを明確にし、真摯な気持ちで祈りを捧げることで、合格への道を切り拓くことができたのです。
実際に合格祈願をし、成功した人の体験談をみてみましょう。
46歳 女 受験生の息子が願掛けで少し意識が変わった?
40代の二人の子どもを持つ主婦です。息子が、来年高校受験にもかかわらず、全く勉強をせず、受験生というよりは、ただの中学3年生なので、願掛けをする事にしました。
母親から見ると、のんびりした子なので、中学1年生からコツコツして欲しかったのですが、そんなうまくいく訳もなく、2年が経ちました。
中学3年生にもなれば、4月から幸先良く発進してくれると思っていたのですが、甘い考えでした。家庭訪問で、散々先生に絞られ、塾の面談では、親子揃って怒られ、少しは勉強する気になったかと、様子を伺っていましたが、やはりのんびりしています。
のんびりしていても、勉強はしているだろうと、部屋を覗くと、大概寝ています。夏休みになると、次男の方が勉強しているように感じ、段々と沸々とした怒りがこみ上げてきました。が、どんなに叱っても怒っても、息子の心には響かないのは、百も承知だったので、一度願掛けに行こう!と思い、朝早く、息子を叩き起こし、氏神さまのいる神社に行きました。
願いは、そっと願うものなのかもしれませんが、私は、思いの丈を言葉にしました。
「息子が勉強しません。来年高校受験を控えています。どうか、彼が後悔のない受験になりますように!」息子には、声を出すと良くないんじゃないの?と言われましたが、なり振り構って入られません。
夏休みの終わりと、節目節目で、これからお参りに来るよ!と神社の前で言うと、さすがに息子も否定的な言葉を返せないのか、黙って頷いてくれました。
夏休みが終わり、すぐにテストがあったのですが、5教科で60点上がりました。快挙でした。
受験生では、あるあるなのかもしれないですが、少しでも彼の中で意識が変わったのかな?と思うと、氏神さまのところにお参りに行ってよかった!と思いました。
なかなかエンジンのかからない息子ですが、少しづつ意識を持って、受験の日を迎えられるといいな、と思っています。まだまだ、行きたい高校の壁は高いですが、悔いのないように親子で奮闘したいと思います。
63歳男 今では懐かしい、中学受験の思い出
会社をリタイアして一年目。毎日が日曜日という日々を送っています。しかも一人暮らしですから何の気兼ねもなく気楽な隠居生活というところでしょうか。
しかし何もすることのない日々は呑気ではありますが刺激に乏しく少し退屈です。そんな生活をしているとよく昔のことを思い出します。
特に中学受験をしたあの頃が懐かしく、そして誇りにも感じるようになりました。小学校5年生の3学期も終わろうとしている頃でした。
ある日の夕飯の後、自室でぼーっとしていたところへ父親が入ってきました。そして突然「中学校はどこに行きたいか?」と聞いてきたのです。
そんなこと私は意識もしていませんでしたし、決まった区立の中学校に行くと思っていましたから「〇〇中学校に行く」と答えました。
すると父はあの中学校は不良が多いとか評判があまりよくないと言うのです。30分もそんな話を聞かされました。そして「思い切って試験を受けてみるか?」と言われました。
私にはそれがどんなものなのかサッパリわかりませんでしたが、その区立の中学校には行きたくないなと思うようになっていましたので、頷いてしまったのです。
それから1年間の受験勉強です。学校の友達とは遊べなくなり、テレビも土日以外は見られない状況です。
日曜日には有名予備校に通う羽目にもなってしまいました。私は学校での成績は中の下というところでしたが、半年でクラスで2番の成績まで上がりました。1番は麻布中学に入った本当に頭のいい友人でしたので、しかたありません。
夏休みも過ぎた頃です。親父がまた部屋にやってきて言いました。「第一志望のK中学校はお前の成績では難しいようだ」と。「ランクを下げてS中学かW中学にしよう」と言われました。
その時私は結構ショックを受けてしまい「俺はやっぱりバカなんだ!」と落ち込んでしまいました。受験日の直前の日曜日です。
親父から「亀戸天神に行くぞ!」といわれバスに乗り亀戸に行きました。そのバスの中で天神様は受験生の願いを叶えてくれる神様だと教わりました。
受験時期でしたから亀戸天神は結構な賑わいでした。親父に連れられてお参りをして、絵馬を買って祈願を書き帰ってきました。
天神様のおかげかどうかはわかりませんが、合格しました。
もし不合格であったら天神様を罵っていたでしょう。これが願掛けという初めての体験でそして最後の願掛けでした。今でも亀戸天神に訪れると、受験生たちの絵馬を読んで応援しています。
19歳の時に友達のバイクに乗って神社へ合格祈願に行った話
私は40代の男性です。これまでの人生で願掛けした経験を振り返ってみると、神社で大学受験の合格祈願をしたことをよく覚えています。
合格祈願は珍しくない願掛けですが、私は初詣でに神社に行くような習慣がないため、その時の合格祈願のことはよく覚えているのです。
そして、その後の大学受験に実際に合格をしたので、さらに印象が強いのかもしれません。
高校を卒業して現役での大学受験には合格しなかったので、その時は1年浪人して受験勉強をしている頃でした。19歳の時だったと思いますが、高校を卒業すると小学校から10年間ずっと続いていた学校に通うという生活が無くなります。
そして19歳という年齢ですので、自分の周りの環境が大きく変化する時期です。そんな時期は、期待と不安が混ざった気分の人が多いと思いますが、私の場合は大学に合格するのか不安な部分の方が大きかったです。
合格祈願には湯島天神に行ったと思いますが、どこに神社に行ったかよりもその時の自分の心理状態がとても印象に残っています。
浪人してからはかなり頑張って勉強するようになったのですが、その効果があったのか模擬試験などでの成績が上がって来ました。
それまでの10年間の学校生活は、成績の良くない学生として過ごしていたので、19歳という年齢は自分の人生でかなり大きな転機のようなものが多かったと感じています。
それから、合格祈願には友達のバイクに乗って行ったのが記憶に残っています。18歳ごろに車やバイクの免許が取れるようになるので、自分が大人になっていく変化を大きく感じることでもありました。
その日は友達のバイクに乗って卒業した高校に卒業証明書を取りに行ったと思うのですが、その帰りに合格祈願に行くことになったのだと思います。
高校を卒業する辺りの時期は、車やバイクに乗る友人が増えると思いますので、一緒に乗せてもらう機会が多くなり、楽しい時期とも言えるでしょう。
願掛けの話というより、その時の自分の周りの話になりましたが、20歳になる前は長く感じる時間なので、真面目に受験勉強をしていたら合格祈願に行くと、その後の人生でも大きく印象に残りますのでオススメです。
25歳 受験で願掛け
現在保育士として働いています。高校を卒業してすぐに保育系の学校に進学したのではなく、受験の失敗もあり、卒業後アルバイトをしている期間が4年ほどあり、その後専門学校に入学しました。
受験を失敗したことで短大や専門学校というのはとても敷居の高いものだというイメージがありました。
しばらくアルバイトを続けていましたが、やはり夢である保育士として働きたいと思い専門学校への入学を決めました。さまざまな専門学校のオープンキャンパスに参加し「ここに入学したい!」と思える専門学校があったのでそこを受験することに決めました。
受験の内容は面接だけでしたが専門学校は敷居の高いものと考えていたので質問されることを想定して答えることも事前に考えて一言一句覚えて面接に挑みました。
しかし、いざ面接官を目の前にすると緊張で一言一句覚えたはずの答えがどこかに飛んでいってしまって、結局その場で考えながら自分の思いを伝えました。
面接が終わると終わったことの安心感というよりも「いままで努力したことはなんだったんだ!」という悔しさが強かったです。終わったことはもうどうしようもないのでひたすら「受かっていますように!!」と近所にある神社に行っては願掛けをする日々でした。
結果発表の日になり、専門学校から結果の通知が入った封筒が送られてきました。その日は家に母と弟とわたしがいたのですが、結果をみるのが怖くて怖くて1時間くらい家の中を動き回り「どうしようどうしよう」と弱気になっていました。
すると母から「もしダメだったとしてもまた次の方法があるし、大丈夫」と言われ、意を決して封筒を開けました。
中に入っていた紙には合格の文字が!嬉しくて3人で手を繋いで回ったのを覚えています。
専門学校生活はとても楽しかったので受験の時のドキドキした気持ちも今となれば良い思い出です。
32歳女 国家試験に合格し達成感でいっぱい
30代女性で工業用製品の卸をしている中小企業勤務です。通関業ではないのですが、輸出入が増えてきたこともあり、業務遂行上必須の資格ではないですが、貿易業界のルールを体系的に学ぶため、知識を活かして仕事の幅を広げたいと思い、通算で約半年間かけて勉強し、国家資格である通関士資格を2年前に取得しました。
難易度は上位に入るような難関資格ではなく、1・2回程度の受験で合格すると言われていますが、1年に1度しか試験が実施されておらず、合格率を見ても10~20%と低水準ですし、社会人になってからは勉強という習慣からすっかり遠ざかっていた私にとっては、仕事終え帰宅してから毎日欠かさず勉強を続けることだけでも難しかったので、私にとってはチャレンジングな経験でした。
勉強と並行して、願掛けもしました。数年前から必ず元旦に初詣へ行きお参りはしていましたが、「この年も試験に合格しますように」と神様へお願いをしました。
また、勉強時間を毎日記録するようにしました。初詣へ行きお願いしたことで、今年も1年の良いスタートを切れたと思えたこと、「努力するので合格させてください」と自分の中で決意表明にもなったことが、勉強をスタートする気持ちのスイッチが自然に入ったと思います。
何もこういったことをせず、やると決めた日から毎日続けられる方は本当に尊敬しますが、私は三日坊主でメンタルが強くないため、この願掛けは、仕事と勉強を両立させる生活を迎えるにあたって、気持ちを落ち着かせて、決意を固くしてくれ、とても大事でした。
願掛けは、困ったときの神頼みという表面的な言葉通りの物ではなく、人の心を落ち着かせてくれる自分への儀式的な物のようにも捉えることが出来ました。
また、合格するには勉強時間ではなく中身が大事なのはいうまでもないですが、受験の日まで毎日の勉強し時間を記録したことで、受験当日は、これだけ勉強したんだから大丈夫!と思い臨むことが出来ました。
結果として、自分のお守りのようなものとなり良い願掛けになりました。特に勉強関連で願掛けしようと思っている方がいれば、形や物は何でもいいし、自分のやりやすいことでいいと思います。
願うことは思いを強くし、思いは行動を変えると思います。願掛けをする意味を自分に説いてみることが大事なのかなと思います。
34歳 太宰府天満宮で学業祈願 無事合格
これは私が中学生だった頃のお話です。私はとにかく勉強が大の苦手でした。特に英語と社会はまるっきりダメで、ビー動詞ってなんだろう?エー動詞はいつでてくるのかな?なんて言っちゃってるかなりのお馬鹿さんでした。運動も苦手だった私は、中学生になって初めてできた縄跳びの二重飛びに今さら夢中になり、勉強そっちのけで毎日飛んでました。
そして一番問題は、勉強できない自分のことを全く気にしていなかったことです。しかし、中三になったら話は変わってきます。
まわりは勉強一色になり、あそこの高校は偏差値がいくらだ、私立だとあそこがいいなどそんな会話ばかりになります。そこで初めて焦りだす私。いろんな模試を受けてみるもどの高校もD判定やE判定ばかり・・・もうこうなると神頼みしかない!
私が住んでるところは幸いにも福岡!ここには学問の神様、菅原道真公が祀られている太宰府天満宮があるではないか!苦手な歴史で唯一覚えていた情報です。
藁にもすがる気持ちで太宰府天満宮に願掛けにいきました。こんなちゃらんぽらんな私でも、さすがに何もしないのに合格させてくださいなんて願うのは虫がよすぎると思ったので、これから一生懸命勉強しますので、どうにか高校に合格させてください。そうお願いしました。
それからは心を入れえて勉強に励む毎日。塾にも通い始めました。それから成績がメキメキあがって学年首位に!なんてことはなかったですが、苦手だった英語も社会も人並みの成績をとることができるようになりました。
そして受験が近づいてきたある日、私はまた太宰府天満宮にお参りにいき、願掛けをしました。
あの日から一生懸命がんばりました。なのでどうか受験は私の得意分野がでるようによろしくお願いします!!いよいよ受験当日。試験内容をみるとどうでしょう。
まさに私が得意としている分野ばかりではありませんか!すらすらを問題を解くことができ、私は無事に志望校に合格することができたのです。
あの時は菅原道真公本当にありがとうございました。
50歳、男性、子供の受験のためにお酒を断って願掛け!
いつの世も我が子の事を思わない親はいないと思います。これは我が子の高校受験の時に僕がした願掛けの話です。
僕は50代、男性、会社員です。家族は家内、高校1年生になる長男の3人家族。長男は去年、高校受験を終えて無事、第一志望の高校に入りました。
その高校受験の時、僕は長男が希望の高校に入れるように願掛けをしたんです。
我が家の長男、正直に言うと中学校1年生、そして2年生の時期はあまり勉強が出来る方ではありませんでした。
けれど子供って何がきっかけになるか分かりませんね。どうも彼なりに自分のこれからの人生、いろいろと考えて決心をしたようです。
高校受験に当たっては当時の彼の学力や学校の成績ではかなり厳しい高校を第一志望にすると言いだしました。自分の子供そう決心をしたんです。
親としてその希望を否定する理由はありません。子供はそれまで全然見向きもしなかった学習塾に毎日のように通い一生懸命、勉強をしています。
それこそ親が見ても人が変わったように勉強を始めたのです。そんな彼の姿を見て、もちろん僕は心の中では彼を応援していました。
もし、希望が叶わず、第一志望の高校に合格しなかったとしても、きっと彼のこの経験はその後の人生の中で大いに役立ってくれるはずですし、なにより彼の自信にも繋がると思ったのです。
けれど、僕は僕なりに考えて、何か自分も子供を応援する気持ちを形に出来ないかと思うようになりました。
子供も中学3年生ですからいろいろと遊びたい盛りでもあります。そんな気持ちをこらえて自分の将来のために一生懸命勉強をしているのですから僕も何かを我慢する事で願掛けをしようと決心をしたのです。
具体的には子供の受験が終わるまで、大好きなお酒を断つことにしました。僕は会社員で普段は営業の仕事をしています。だから会社の付き合いだったり接待だったりとお酒を飲まざるを得ないシチュエーションというものはそれなりに避けられなかったのですが、敢えてそこはお酒を断つようにしました。
大好きなお酒を断つことは僕にとってもかなりキツイ経験です。けれどキツイ思いをすればするほど子供の希望が現実に近づいているような気がしました。
そしてどうやらそんな僕の気持ちは子供にも伝わったようです。子供は僕が願掛けをしていると知ってからというもの、一層、勉強に励むようになりました。
その効果もあって、中3の2学期にはあれほどハードルが高かった第一志望の高校もいよいよ手に届く範囲に入ってきたのです。
そして年が明けていざ、受験本番。子供は見事第一志望の高校に合格を果たしました。いや、合格した日に家族三人でお祝いをした時のお酒の美味しいことと言ったら、言葉には表せませんね。
この合格は家族みんなで勝ち取ったような気分になったものです。やっぱり何かを成し遂げようとしたら何かを犠牲にすることって必要だと思います。
今回の願掛けではそんな大事な事を教わったような気がします。願掛けをすると、目標に対するモチベーションにもなりますよ。これから何かを成し遂げようと考えている人は是非、参考にしてみて下さいね。
「息子の合格祈願にお百度参りを実施、」 50歳 女性
現在、神奈川秦野市内に住んでいますが、近くに立派なお宮さんがあって名前を「出雲大社相模分詞」、つまり其の名の通り島根県伊豆も地方にある出雲大社の分社でもあり、通称では「関東の出雲さん」とも言われています。
実は数年も前になりますが、息子が東京の或る大学の受験(東京のW大学)に失敗して、1年浪人した挙句に再び挑戦しようとしている時の事です。
W大学といえば全国的にも有名な私立大学ですが息子にはやや難関な大学である事はわかってはいたのです。しかし、息子はラグビーをしたくてどうしても名門のW大学でなければならない、と他の大学は見向きもしないのです。
そんな事で息子は今年も挑戦するといって勉強に勤しんでいるのです。そんな関係も有って私自身も陰ながら応援したく、地元の「出雲さん」にお百度参りを実施したのです。
其の年が明けてから直ぐに1日に数回にわたって「息子がどうかW大学に合格いたしますように」と、日参お参りしたのですし併せて108回の参拝を繰り返したのです。
其れも毎回5円玉(5を欠く、つまり合格)に願いを込めて。其の出雲大社の本社には過去に主人と訪れた事がありましたが、大きな、何でも日本一の注連縄が有名で妻入り式の巨大な社殿は印象的でした。
当方の秦野の出雲さんも同様で島根の本社から分社したもので拝殿には大きな注連縄と本殿も妻入り形式の建物が特徴なのです。其の出雲大社についてですがですが、三重県の伊勢地方に鎮座する伊勢神宮と一緒にその起源は古事記や日本書紀にも記されていますが、国家的な祭祀の場となってきた伊勢神宮と出雲大社で、その本殿建築はお互いに日本最古の様式を今に伝えているとされています出雲大社この神は大国主命であり、国造りや縁結びの神としても良く知られていて、全国的に尊崇を集めている神であり神社ですね。
その出雲社の本殿のことですが、其の建物自体が余りに巨大であったので何時しか「オオヤシロ」、つまり「大社造り」で、この事が出雲大社になったとも言われています。特に、「縁結びの神」としても全国的に知られているところであり、女性たちにも人気の大社であり、又、出雲大社は日本一のパワースポットとしても有名ですが、尚且つ、合格祈願、学業の神様としても知られているのです。因みに、出雲大社本社には学業の神である菅原道真公が祀られている天満宮もありました。
ところで、肝心の息子の受験結果ですが、実は嬉しい事になりました・・ハイ。
18歳高3の男子 大学合格! 女友達できました
僕は当時、偏差値の低い工業高校に通う地味でイケてない高校生でした。そんな僕も高校3年生になれば人並みに次の進路に悩んでいました。
工業高校の一般的な進路先としては高校とズブズブの関係にある企業に高卒で就職もしくは公務員試験を受ける(※みんながみんな合格できるわけではない)だいたいこの2パターンに収まることになります。
しかし、中には大学進学を目指しひたすら孤独な時間を過ごすという選択をする物好きも中にはちらほらいます。
そう、僕もその中の一人でした。なぜ偏差値の低すぎる猿のような高校から地元で上から二番目の大学を目指すことになったかというとそれは、「女の子と遊びたかった」からです。
工業高校というのは基本的に女の子が非常に少ないんです。約30人で1クラスだとするならその中に女の子は1~2人。加えて、僕の通っていた工業高校はクラス替えもなく3年間みんな同じ顔ぶれ。「僕の人生の女友達はこのクラスの、あの2人!?」そんな思春期のモヤモヤが僕を大学受験という修羅の道へと導きました。
もともと頭は良くないんですが、授業やテスト・先生からの評価はそこそこだったんで成績・内申点はなぜか良かったと思います。
そのおかげもあり2枠しかなかった推薦の1枠をゲットできました(案外ちゃっかりしているのかも)。1枠ゲットしたからにはこっちのもんだってことで、小論文や筆記、面接対策に明け暮れんました。
ほんとに僕は「可愛い女の子たちとの大学生活」だけを夢見ていました。
受験の準備期間中は通学路を外れたところにある地元の神社にほぼ毎日お参りしていました。今思うとその時間で少しでも勉強しろやと思うんですが、当時、高校生だった僕は必死で神様に「志望校に合格させてください」と願掛けしていました。
その願掛けのおかげ(?)もあり無事に第一志望の大学に推薦で合格することができました。
なにかを願う心(動機は不純ですが)とそれに伴った行動が掛け合わされたら結果として残るんだなぁと勉強になりました!信じる気持ちって大事!
26歳女 高校受験成功の願掛け
今はOLしている女性です。私の高校受験時のお話です。中学時代、学校が少し荒れていて、同じ中学から通う子が少ない遠方の高校を受験しました。
今の環境や自分の運命を変えたくて、とにかく勉強に打ち込みました。受験校として選んだ第一志望の高校は、新しく2つの高校が併合されて、新しい名前になり、新しい学科ができた、全く過去データのない高校でした。
当然、受験の傾向も倍率も読めません。予備校で聞いても、傾向は読めないと…新聞に出た倍率を見て、私は愕然としました。こんなの無理じゃん!て…面接のみで合否を決める、1回目の試験は不合格。
ペーパーで合否を決める2回目の試験に運命を託しました。試験受験後、私は母と、時にはペットも兄弟も連れて、みんなで毎日神社にお参りしました。
受験番号を口走りながら、鳥居を抜けて、境内を抜けて、本堂まで。
帰りもまた鳥居を抜けるまで、番号を口ずさむことを忘れずに。
受験期間で、気持ちは不安定だけど、早く合格が欲しいけど、私はこの神社に向かう時間を楽しんでいた気がします。
結果、無事に第一志望の高校に合格することができました。周りの環境は劇的に変わりました。毎日笑顔で楽しくて、仕方がない高校生活が私を待っていました。
精一杯努力したことを確認するように、一歩一歩本堂へ向かった毎日は、私にとって自分を見つめ直す貴重な時間となりました。
自分に自信が持て、心が落ち着いていく感覚も実感できました。今は離れて暮らしておりますが、みんなで神社に行ったこと、訪れた合格発表とその時の嬉し涙までが、家族との思い出の一つになったことも良い経験だったと振り返ってみて思います。
もし受験を控えている方が居るなら…勉強や結果に追われる時間は本当に辛いですが、振り返ってみると本当に貴重な経験になります。
あの経験なしには、今いる私は作られないと思っています。ゴールまであと少し!と奮い立たせて、どうか良い未来を掴みとれますように。
30歳女性が資格試験まで願掛けを行い合格してよかった事
私が願掛けを行ったのは、30才の時です。その時は、仕事をしていたのですが別の仕事に興味を持つようになり、その結果、資格を取得することにしました。
しかし資格を取得するといっても、簡単にできることではありません。なかなかむつかしい資格なので、自分に出来るだろうかと不安がありました。
そこで、友人に相談したときに願掛けをしたらどうかと言われたのです。自分の気持ちに揺ぎがないように、自分のしたいことや、好きな食べ物などを我慢するということなんですね。
それができない限りは、自分の気持ちにゆらぎがあると思うようになりました。
そこで、思い切って願掛けをすることにしました。しかしちょっと不安なところもありました。それは試験を受けること自体で、かなりのストレスがあるからです。
そのストレスがあるのに、まだストレスを受けることをしようとしているのです。
しかし自分の揺るぎない気持ちがあるということを込めて実施することにしました。それは、試験に合格するまでは、自分の好きなスイーツを食べないということです。
ほかの人が聞くと、それだけと思うこともあるでしょう。しかし私にとっては、その願掛けは大変なことなのです。毎日スイーツを買っている私がそれをたつというのは、相当な覚悟が必要なのです。
食べないままでいることが出来るだろうかと思ったのですが、実行をすることにしました。最初は、とんでもなく辛かったです。ダイエットと同じことですね。
その好きなものや好きなことを我慢するのは、相当強い精神力が必要となります。その精神力は大きなストレスとなっていました。
ところが、1週間ぐらい経つと、ちょっと楽になるのです。これだったら、頑張れるかもしれないという感じです。
そして、そのスイーツを食べたいという気持ちを抑制した分、勉強をしっかりするようになりました。その結果、見事資格を取得することができました。
やればできるという思いと共に、これからも何かをする場合は願掛けをしようと思っています。
36歳女、試験合格の願掛けは辛いけど受かることができて幸せに
私は三十代の女性で、数年前に仕事に必要となる資格を取得するために働きながら勉強をしていました。
合格率は六十パーセントほどの試験でしたが、私はあまり頭も良くなく、仕事も家事もしなくてはならないので勉強をする時間も取ることが出来なかったので、合格できないのではないかと不安でした。
年に一度しかない試験。落ちたらまた勉強地獄というのも嫌でしたし、受験費用もかかります。
また、仕事のための試験なので会社からのプレッシャーも半端なかったのです。
そのため、ただ勉強するだけではなく神頼みをしようと、試験の結果が出るまで、大好きなお酒をやめることにしました。私はお酒が大好きで、仕事から買えったらまず冷蔵庫を開けてお酒を飲むというのが習慣だったのです。
しかし、どうしても受からなくてはならない試験に合格するために、大好きなお酒を絶つことで、願掛けにしたのです。始めの三日くらいはどうにか我慢できたのですが、辛かったのは飲みのお誘いを断らなくてはならなかったということです。
呼ばれたら飲みに繰り出すタイプだったのですが、試験に合格するためにお酒を絶って願掛けをしている以上、お酒のある場所にはいけなかったのです。
願掛けを始めてから半年後が試験の合格発表でした。お酒を断つという願掛けはお酒にのみに出かける機会もなくしてくれたので、結果的には勉強する時間も増やすことができてよい効果をもたらしてくれたように感じます。
試験の手応えもありましたが、答えを書き間違えている可能性もあると、発表までお酒は飲みませんでした。
そして合格発表で、見事私の受験番号があったのです。早速お酒を解禁してお祝いしました。
願掛けのおかげで合格できたと思っていますが、大好きなものを断っているから是が非でも合格しなくてはと躍起になったのも、願掛けがうまくいった秘訣だと思っています。
願掛けをするなら、自分に苦行を与えるのはとてもよい方法だと思います。